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technology preview

title
ANDALUZA (shortened)
reference
12 Danzas Españolas, No.5, Enrique Granados y Campiña
preview abc
Download: ANDALUZA_v0_A.abc [abc text, 7KB] EXPIRED
recorded source
Download: ANDALUZA_v0.mp4 [aac audio, 2509KB] EXPIRED

(続き)

.abc はそのまま playABC.exe もえいろはα に食わせれば動きます。

念のために言っておきますが現状のこの演奏は音楽ではありません。譜面をベタっと叩き込んだだけで音楽になるほど世の中は甘くない。というか譜面に明示されている速度指示すら無視しているのでどちらかといえば譜面未満と言った方が正しい。

今回これらの実験ファイルを公開したのは、「音楽」の体をなすためにはゲートタイムとステップタイムを分離する方策が絶対不可欠であり、また逆にそれさえあれば もえいろはα ごときでも一通りの譜面は弾けるのだということを実証するためです。しかしながら現状のゲート・ステップ分離の小細工はあからさまなただのバグに過ぎません。裏技的な話ではなく正式な仕様としてゲート・ステップの分離を明示的に可能とする構文が公に導入され、その上でこの恥ずかしすぎるバグどもが駆除されない限り、もえ楽器演奏に未来は無いのです。そういうわけなので事態を理解されたならば、何となく「ともえがー」などと喚きながら周りの人に話を広め、運営にメールボムかけるなりべべべを呪うなりの努力をするようお願いします。この任務に失敗した場合、もえ楽器演奏は譜面通りにすら達し得ないオモチャの域に留まることになります。いくら楽器の種類を増やしてもダメです。


というわけで代替構文提案。そのまま素直に [nnnxd]。あるいは [nnn]d でもいいんじゃなかろうか。現状では後者の d はきれいに無視されるので、ステップタイムを上書き指定する際は d が1でも省略不可、音価指定がなければ従来通りとすれば互換問題は生じない。これで現状の [nnn ]xd に相当するわけだけど、これだけでも d を完全にゼロにはできなくなるので、無限和音対策的にもおおむね現行の正規仕様の範囲内とほぼ同レベルになる。


ええと外見で想像は付くと思いますが .mid からの機械生成です。とりあえずパーサの能力的には GM Lite 1.0 準拠相当で、16トラック出力、キューポイントによる頭出し、<L:x> の自動選択 (局所最適化は見送り)、テンポとプログラムチェンジの透過、ヴェロシティ計算とダンパーホールド展開までは組み込んだつもりなのだけど、今回のサンプルではテンポ出力くらいしか実際には動いていない。というよりむしろ使ってもいないダンパーホールド展開がバグって微妙にはまりかけた。アホだ。

おまけの .mp4 はソースの .mid を直接流して録音したものです。もえいろはα正しく稼働 期待通りにバグっているかどうかの確認用ということで。多少はヴェロシティ振ってありますがアーティキュレーションとかいうレベルでは全くないので、基本的には .abc から録音してもほぼ同じになるはずと思ってくれて間違いありません。・・・のわりに音が違って聞こえるという人はたぶん音源の差の分です。エフェクタ類は一切かけていない生状態なので、わかる人なら一発で何を使っているかわかるんじゃなかろうか。ちなみに手持ちで何か使える音源を持っている人は、サウンドのプロパティ>MIDIの既定のデバイス で指定すればもえいろはαの出力を振り向けることができます。実際のゲーム中でもこのままなら助かるんだけど、さてどうなりますかね。

120407追記

変換ツールの本体「ともえがー」を公開しました

120408追記

ゲートタイムのクォンタイズの不備に起因する変換不良があったため、ファイルをともえがーr2相当で変換しなおしたものに更新しました。

120508追記

システム側の仕様更新により役目を終えたサンプルファイルを撤去しました。