301 Moved Permanently

Moved to https://vow.g.hatena.ne.jp/vow/

考察

上の空論

(続き)

私は私自身が信じるに足ると判断しただけの根拠に基づいて以下の記述をしていますが、これを読むあなたが同様に信じるか否かはあなた自身が責任を負うべき事であって、ぶっちゃけるとめんどくせーので根拠となった判断材料についてはここでは一切説明しませんよっと。

ヘイトリッド インフェクション の標的に選出されるためには通常の意味でのhateが必要である

  • 現状でヘイトリッドの標的となっているのは実質的に「PC」「召喚 ゾンビ オルヴァン」「バディ シャーク」の3択である。たまに通常のペットが標的となることもあるが、一部の例外を除けばたいてい即死でご愁傷様で一度きりなので、特段に勘定するには価しない。
  • ペット類の中ではタウントもちの 召喚 ゾンビ オルヴァン の選出率が突出して高く、次いで高火力で粘着する バディ シャーク が多く狙われている。実際にとりついている数で言えば今や 召喚 ゾンビ オルヴァン の方が圧倒的に少数派だが、標的にされた数では今でも バディ シャーク と半々程度にはなっているようである。ただしこの比率は時間経過や拒絶具合などにより変動する (傾向としては終盤に差し掛かるに従い 召喚 ゾンビ オルヴァン の選出率が低下する)。
  • さらに次点ではdebuffないしDoTを持つものが標的とされやすいようである。ただし全ての召喚は拒絶に脆弱であるため、実質的には 召喚 ゾンビ オルヴァン 以外の召喚が選出される確率はほとんど無く、ごく希に 召喚 マブの使徒 が標的になる程度に留まる。一方で青フィニュごときがヘイトリッドの餌食になりがちなのはポカポカで気を引くせいではないかと思われる。
  • 召喚 ヴァンパイア バット ないしこれに類する弱小ペット類がヘイトリッドの標的となっている形跡は一切確認できない。

防御技としての ヘイトリッド インフェクション については対策のフリは一切無意味である

  • ヘイトリッドの標的は通常の意味でのターゲット先そのままであり、故にヘイトリッドの標的は秒間2回以上の速度で変更され得る。
  • 仮に「ヘイトリッドの標的が幽霊またはフェード中のペットの死体である間は無力化する」というような穴があるものと仮定しても、その有効性は幽霊ないし死体を標的としたままぼんやりしていてくれる「空白期間」の長さによって制限される。前述の通り標的の変更がほぼ無制限に可能である以上、この期待値が有意なほどに大であるとはとても考えにくい。
  • 故に、ヘイトリッドの標的となり得る存在がWGKの視界内から尽く全て消失するのでない限り、一度起動したヘイトリッドを無力化し得る余地は無い。なおヘイトリッドの射程は推定無限である。
  • ただしヘイトリッド起動中であっても、全ての攻撃が受け流されているわけではない。この基準は不明であるものの、おそらくは一定確率でのみ受け流す、特定方向に命中したもののみ受け流す、あるいは毎秒一定回数のみ受け流す、というような何らかの制約があるものと思われる。

攻撃技としての ヘイトリッド インフェクション に対してもデコイの効果は限定的である

  • 一度起動したヘイトリッドを無力化することができない以上、誰かがヘイトリッドを受けなければならないので、この意味において身代わりは機能する。つまり「ヘイトリッドを受け続けて持ちこたえた時間」分だけ役に立ち、犠牲の価値はそれ以上でもそれ以下でもない。あるデコイ要員を一匹出した際の貢献度の期待値は、「標的に選択される確率」と「デコイ自体の耐久度+死亡後の空白期間分の定数項」の積に比例する。ただし前述の通り、空白期間分の定数項がさほど大ではあるとは思えない。
  • 一方旧仕様のヘイトリッドにおいては、デコイは標的に選択された後は速やかに即死する事によって最大限の効果を発揮するものとされていた。これは旧仕様ではヘイトリッドの標的は技起動時に決定されており、故に標的が消失した時点で無力化し、然るべきディレイの後に再起動されるまでその状態が持続していたためである。つまり旧仕様においては、あるデコイ要員を一匹出した際の貢献度の期待値は、「標的に選択される確率」と「ヘイトリッドのディレイ」の積によって決しており、後者は当然デコイの種類に依存しない定数項であった。この論理は現仕様においては全く成立しない。
  • 以上を総合するに、現仕様の ヘイトリッド インフェクション に対して、召喚 ヴァンパイア バット ないしこれに類する弱小ペット類は、デコイとしては全く無力である。まず「標的に選択される確率」が皆無に等しく、さらに「デコイ自体の耐久度」も皆無に等しいので、その積は輪をかけて皆無に等しい。
  • ただし逆に言うと、例えば 召喚 ゾンビ オルヴァン がヘイトリッドを回収して持ちこたえられる時間は、途中でさらに他のものに標的が移らない限り、大抵は3秒にも満たない程度でしかない。この意味において全ての召喚デコイの効果は限定的である。

おそらくは唯一の可能性: ヘイトリッド インフェクション の性能制約が「秒間回数」である場合

  • ヘイトリッド インフェクション に「毎秒一定回数のみ受け流す」という形で性能制約が課せられているものと仮定すると、「水増し攻撃」を加えることで本命の攻撃の比率を低下させ、効力を減殺することが可能であると考えられる。
  • ただし現時点において性能制約が実際に秒間回数であることを示す判断材料は無い。普通に考えれば単純確率による性能制約の方が「よりもっともらしい」ように思える。

結論

  • 「攻撃を通す」云々は欺瞞である。防御技としての ヘイトリッド インフェクション の効力を減殺する方法はおそらく無い。
  • 「召喚コウモリ」云々は欺瞞である。現状でデコイとして機能している召喚は、実質的には 召喚 ゾンビ オルヴァン だけである。

あとは嘘も方便という意味での欺瞞をどこまで許容すべきかという話。


念のため書き添えておきますが、この記事を書いているのはぼんやりと 召喚 ゾンビ オルヴァン を放り込んでいたら憑依が飛んできて為す術なく頓死したおまぬけさんですので、ついうっかり真に受けてゾンオル量産しようかとか思ってしまった人は今一度考え直した方がよろしくってよ。ウケケ。