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独白

耳を澄ませば、ほら

(続き)

関係ありそうなこととか、なさそうなこととか。比較的ダラダラと。


各方面でドラムチャネルの扱いが意味不明すぎると怨嗟の声があがっているのは認識しておりまして、ええと大変にご迷惑をおかけしておりますスミマセン。一般的な用途の範囲内ではこの変換テーブルの自由度が完全にオーバーキルなのは言われるまでもなくわかりきっているんですが・・・。

そもそもなんでこんな事になっているかというと、ぶっちゃけ第一回Topazまでの初期いろは仕様への対応の名残でして、とはいえMIDI側にも伝統的にドラムキットを変更するとノートの対応がずれる部分てのが存在するわけで、そういったのの補正に援用する余地は一応あるかなーというか・・・うん我ながら言い訳くさいな。ただそれとは別の問題として現時点でこの仕様を撤廃していないのは、やるなら同時にマルチトラック対応の変更とセットでないと動作の直交性が損なわれるという判断によります。マルチトラックの方がいろいろとややこしくて大変なのです。まあそのうち。そのうち。

とりあえずは雛形のファイルから当該イベントをコピペする程度で済むはずなので、今のところは何とかしてコピペの仕方くらい覚えてくださいってことでよろしくお願いします。


フォーマット0はフォーマット1より古いわけではありません。ましてや劣っているわけでは断じてありません。

事実としてフォーマット0は「単純」で「互換性問題が発生しにくい」のです。一方フォーマット1には自由度が一つ余分にありますが、それの意味するところを定めた規格が存在しないため、意図をファイル自体から読み取ることは厳密には不可能です。GM規格に定められた最低限度のトラックレイアウトすら守っていないフォーマット1が横行している時点でいろいろとお察しください。

フォーマット0とフォーマット1は別物です。それぞれに異なる用途があり、それぞれに向き不向きがあります。



  • いろは側で対応されていないイベントが無いこと (バンクセレクト、ピッチベンド等)

ただこの一点を守っているフォーマット0のMIDIファイルであれば、ともえがーの変換出力を再生した結果は、変換前のファイルの直接再生と大筋で一致するはずです。

ドラムチャネルだけは例の変換マップを適当に挿入しておく必要があるのと、実際にはいろは側の表記上の制約により細々とした制限がもう少し他にもありますが、基本的には「入れたものがそのまま出てくる」です。ともえがーは純粋に変換器であって、入れたものを料理して出すわけじゃないので、入ってきたものを勝手に変えることは原則としてありません。


とまあそんなこんなで2ヶ月ぶりの更新になりますが、なんかもう本当にしょうもない程度で、現実的にはまず滅多に何の影響も無いと思います。