虚飾の皮

結論: Defaultと完全に同じ描画となる skin.bmp は存在し得ない

（続き）

skin.bmp は読み込み時に必ず24bit深度512ピクセル正方に変換されてから描画に使用されますが、実はシステム組み込みのDefaultスキンのテクスチャは本来15bit深度です。つまりテクスチャフォーマットが一致しません。単純に非透過で転写されるだけの部分については余剰な精度があっても困らないのですが、ウィンドウフレームなど描画時に固定色(α含む)の乗算が伴う場合には、ビット深度の差から演算結果の丸めに差違が生じる場合が多々あり、これを回避し得る手段は(おそらく)存在しません。よって仮にDefaultスキンと限りなく同じ筈の skin.bmp を作成し、これに完全に同じな colorcfg.ini を与えたとしても、描画結果はDefaultと厳密に同一にはなりません。

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やる前からわかっちゃいたのだけど、ステータスバーの類の枠はスキン上に原寸ではない大変微妙なサイズで存在していて、それが恐怖の0次holdで拡大されて描画されているわけで、前述の結論にそれなりの確度で至る程度にはがんばってみたものの話はそれでおしまい。完璧になり得ないものを完璧からほど遠くカイゼンするのは性に合わん。それくらいなら半腐れのままでいい。

・・・というあたりでふと思い出しましたが、その昔に ショートカットバーの枠ずれてるじゃん てツッコミを入れたら、なんとズレている枠の方にあわせてアイコンの配置をずらすという絶望的修正をしてくれやがった過去がありました。だから今でも至極微妙にビコビコなわけです。。うん。。。