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禁断の逆算固定

現実にそれに達すること能わずとも、人は常にそれを目指すべきなのだ

(続き)

以下の話は全てぬたこすぺしゃるの成果に基づく実測値からの逆算が根拠になっています。当方としてはこの解析結果の精度についてそれなりの自信を持ってはいますが、その合理性について説明をすることはあえてしません。いつも通り内容の妥当性については一切保証しかねます

と前置きしておいて、本題。

髪の色は各チャネル8bit depthのフルカラーです。5bit depthではありません

よくよく冷静に考えると最初から新規キャラ作成時の色は髪染め液のパターンに合致していないわけで、当たり前っちゃあ当たり前だったんですが大変に迂闊でした。今にして思えば私は実に愚かな人間だったわけで、確かにこの疑いはかなり初期から持っていたにもかかわらず、それだと話がやたら面倒になるのを嫌忌して自ら目を背けていたというのが正直なところ。

つまりは心の中に住み着く悪魔が自分の中にいることを知っていながらそれを抑えることができていなかったってことになるんですが、今度は勢い余ってパンドラの箱をおもいくそ開けたような気がしないでもない。南無。

そして脱色操作は髪染め液の色番号とは関係なくRGB値に対して演算されます

具体的にいうと各チャネルについて通常脱色1回成功で +50、失敗時には +5 です。255以上になった場合はそこで飽和して止まります(当然)。単純にRGBの各値にそのまま足し算しているだけなので、髪染め液のように同じ1段階でも元の値によって +8 になったり +9 になったりするというようなことはありません。

まあ真実の方が単純だったというオチは比較的よくあることです。

ゆえに脱色の結果を髪染め液の色番号に換算することは厳密には不可能です

ただし通常脱色1回の +50 を髪染め液6段階分(平均256÷31×6=49.55)で近似することは実用的な精度から考えて妥当であるといえます。とりあえずColorTableではこの方式を採用しますが、これはあくまで近似であることを忘れてはなりません。

脱色失敗は通常脱色成功の1/10に相当します。これを髪染め液の段階で近似することは不可能です。失敗5回で約3段階分に相当すると考えるあたりが我慢の限界でありましょう。

髪染め失敗時の結果はたぶん元の髪染め液のRGB値のきっかり1/2です

というわけで失敗染めの結果を髪染め液の色番号に換算することはこれまた不可能です。道理で。